
どーも。カオナシです。
バンドで生計を立てています。全国でライブしたりしている一応プロですね。
今回は失敗しないシールドの選び方についてです。
シールドの種類ありすぎてどれが良いのかわからない、、、
期待して買ったのに満足できなかった、、、
ある程度楽器をやっている方ならこういった悩みを抱えたことあると思います。
そんな疑問を解決していきます。
失敗しないシールドの選び方
結論:断線のし辛さだったり、取り回しの良さのような音に関わる以外の要素に目を向けて購入するとシールド選びでの失敗は減ります。
シールドはあくまで一つの要因でしかないから
シールド選びは大切なことかもしれないですが、それだけで音の全てが決まるわけではないです。
シールドに拘らないと良い音が出ないと思い込んでしまうと、シールド選びの地獄にはまってしまい様々なシールドを試してみなければならなくなります。
それに思うような環境で試奏もできないですし、繰り返していたらかなりの出費になるので財布も地獄になります。。。
シールドに合わせた音作りをする方が効率が良い
例えばハイがあまり出ないシールドを使っているなら、ハイをエフェクターやアンプでブーストすれば良いだけです。
逆も然りで、出すぎてしまうならカットしてあげれば良いはずです。
特定のシールドを使わないと出ない帯域なんてものは存在しないので持ち合わせている機材に合わせた適切な音作りというものを考えればもうシールド選びで悩むこともなくなるんじゃないかと思います。
高級品を買うメリットもある
安いものに比べるとそのシールドのキャラクターがいい形で脚色される印象もあり、好みの音に近いものを選べばエフェクターで細々調整する手間も少なくなるのかなと思えるので、そこは大きなメリットになるかなと思います。
高いものは耐久値もそれなりにあるでしょうから、その点でもある程度安心して使えるかもですね。
値段さえ自分で納得できるなら選択肢には入れるべきものです。
それだけ質は良いです。
高いものがダメなのではなく、高いものじゃないとダメという思い込みはシールド購入の際や音作りにおいて不要という感じです。
どんなものでも音痩せはする
どんなに高いものを使ってもシールドを介せばある程度の音痩せはします。
それにバンドサウンドにおいて考えるとエフェクターも介すし、スタジオに置いてあるアンプやキャビネットの状態も毎回同じというわけでは無い。
ライブハウスのスピーカーの状態だって違って、様々な箇所で音痩せの原因が考えられる環境で演奏することを考えれば必要以上にシールドのせいだと考える必要はないです。
まとめ
リーズナブルなシールドでもかっこいい音は十分に届けられます。
その先に重要なこととして、トラブルなく安心してライブを行うためにも何より堅牢なものを選ぶ方がわたしはシールド選びにおいて大切であると思うので断線しづらく、取り回しが良いものを選ぶことでシールド選びの失敗は避けられるのではないかと考えます。
おすすめのシールド

自分自身も昔はシールド変えればいい音が鳴ると勘違いしていた口なので色々試したのですが、現在はBELDEN 8412を使っています。
理由としては8年ぐらい使い続けていて一度も断線したことがないからです。
リーズナブルであり定番中の定番ですが、何十本という過酷なツアー中でも不安無く使えるのは心強いです。
おすすめのパッチケーブル
BELDEN 8412が少々硬いのでエフェクターボード内は取り回しだけを考えてFree The Toneのソルダーレスケーブルで統一しています。
シールドを選ぶ際の注意点
断線やケーブルとジャックの接触不良をすぐ起こしやすかったりするものは極力避けたいですよね。
ただ、このメーカーのこれがダメだということを言い切るのは難しいのですが、経験として3000円以上であればまあ安心かなという感じです。
それでもcanareのようなコスパ最強のシールドもあるので一概には言えないですが、選ぶ際の参考になれば幸いです。
さいごに
機材選びって楽しめるうちはいいのですが、悩みだすとなかなか抜け出せない沼なので少し俯瞰で判断することも時には大切なように思えたので今回のような記事を書かせていただきました。
さいごまご覧いただきありがとうございました🐸
それでは。